子どもを褒めるとどんな効果がある? 「自己肯定感」を促す褒め方とは?
上手に褒めると子どもとの信頼関係が深まり、 他人に優しくできる子に育つといわれています。子どもは褒められることで自己肯定感が高まって自信がつくと、それが物事への意欲につながり行動力が高まっていくという研究結果も発表されています。
約6割のパパママは「子どもの自己肯定を高める」褒め方がわからない!?
「もっと褒めてあげたいのについ叱ってしまう」「褒めると子どもが満足してしまい、がんばらなくなってしまわないか?」「褒めすぎは悪影響にならないか?」など、褒め方に悩むママ、パパは多いようです。
大人でも褒められるとうれしいものです。子どもにとっても褒められることは自己肯定感を高め、成長によい影響を与えると考えられています。しかし、褒め方次第では逆効果となってしまうことがあるようです。
教育評論家の親野智可等氏を中心に設立された「ほめ写プロジェクト」の調査によると、約95%の親が「子どもの自己肯定感が重要」と答えています。しかし、「子どもの自己肯定感を高めるために意識して行っていることはあるか」という質問に対しては、「意識して行っていることはない」が58.5%と、6割近い親が「子どもの自己肯定感」のためにとくに何もしていないようです。
さらに「自己肯定感が子どもに与える影響についてどこまで知っているか」と尋ねると、影響まで理解しているパパママは3割にも満たない結果に。褒めることが大切なのは知ってはいるけれど、最終的に子どもの成長にどう影響するのかわからないということがこの調査結果からうかがい知れます。