必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

知っている? 子どもの鼻出血の正しい止血の仕方

こんな鼻血の止め方はNG!

鼻血が出たら、慌てず正しく止血すればたいていは止まります。ただし次のような行為は、子どもの鼻血の止め方としてはNGです。
□上を向く
□首筋をトントン叩く
□鼻骨(目頭近くの骨のある硬い部分)を押さえる
□ティッシュペーパーの詰め込みを何度も取り換える

上を向くと鼻血が気管に流れ込み、咳き込み、ひどい場合は嘔吐することも。またティッシュなどの詰め物を
奥に入れすぎると、さらに鼻の粘膜を傷つけてしまうので注意しましょう。

子どもの鼻出血は「圧迫止血法」で

正しい鼻血の止め方は、以下のように「圧迫止血法」で対処しましょう。
① 座らせて顔は下を向かせる。横になっている場合は顔をやや下向きにする。
② 小鼻を中心に鼻全体を親指と人差し指で少し強めに5~10分間ほどしっかり押さえる。
③ 目と目の間のおでこを冷やす。

これでたいがいの鼻血は止まります。落ち着いたら、鼻血以外に症状がないか、鼻血以外に目立った症状がないかも確認してください。
また鼻をいじったりほじったりすると再出血しやすいので気をつけましょう。