みんなどうしてる!? くせ毛のケア&ヘアアレンジ
くるくる巻き、ふさふさ毛などくせ毛の赤ちゃんは愛らしい反面、成長してからの髪質など気になっているパパママもいるのでは。くせ毛の髪質とアレンジポイントについて紹介します。
くせ毛は子どもへ遺伝する?
まるで天使みたいなくるくる巻き毛、逆立つほどのふさふさ毛など、子どもの髪質はさまざまですが、直毛とくせ毛では、くせ毛のほうが優性遺伝(※)のため、両親のどちらかがくせ毛の場合、70%ほどの確率で赤ちゃんにくせ毛が遺伝するといわれています。両親ともに直毛の場合でも、祖父母がくせ毛の場合は隔世遺伝でくせ毛が出現することもあるようです。
(※)優性遺伝とは、次世代に遺伝形質が受け継がれる可能性の高いことを指します。「優性遺伝」が優れている、「劣性遺伝」が劣っているという意味ではありません。
毛根形状の特徴としては、直毛の場合は毛根が上を向いてまっすぐに髪の毛が生えてきます。一方、くせ毛の場合は毛根が歪んでいることが多く、髪がうねったり根元からカーブしたりします。
生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛は、全体的に大人の産毛のようで、細くやわらかくて抜けやすい性質があります。目安としては、生後6ヶ月ごろまでに新しい髪の毛に生え変わり、この生え変わりを繰り返すことで、少しずつ丈夫な大人の髪質へと変わります。
この髪の毛の生え変わりの過程で髪質も変化します。幼児のころは直毛だったのが成長とともにくせ毛になったり、またその逆の場合も。ホルモンバランスの変化、頭皮の汚れや毛穴のつまり、栄養バランス、遺伝の発現のタイミングなどが影響するそうです。