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放っておく?頻発する「きょうだいのケンカ」

兄弟姉妹のケンカ、日常で普通にあることとはいえ、頻繁に繰り返されるイライラしてしまいますよね。ある程度見守りたいと思いつつ、放っておくとケガに発展する場合もあるため、どうやって仲裁すればよいか悩んでいる人も多いはず。きょうだいげんかの対応方法について紹介します。

なぜ、きょうだいのケンカは頻繁に繰り返されるのか?

ちょっとしたことで腹を立て、手が出たり大きな声で言い合いをしたり…。「なぜこんなにケンカばかりするのか」と心配になることがあります。
じつは、お互いの距離が近いことが、きょうだいのケンカの要因の一つと言われています。家の外では子どもなりに遠慮や我慢をしているけれど、家族に対してはある意味甘えられる存在ということもあり、自分の気持ちを解放してケンカに発展しやすいのだとか。

要するに、きょうだいのケンカは親にとって悩みのタネである反面、子ども自身の気持ちを解放できるコミュニケーションの一つとも捉えられます。
争う姿にイライラして叱ってしまうこともありますが、対応を工夫することで、きょうだいのケンカをいろいろなことを学べるよい機会にしていくことができるかもしれません。きょうだいのケンカが、自身の気持ちを解放できる機会、「他人が傷つくこと」に気づく機会、これ以上はやってはいけないという「加減」を知る機会、ケンカを治める方法を学ぶ機会、とできるよう、先輩ママたちから聞いた、きょうだいのケンカの対処法を紹介します。