26歳以上は要注意?大人のはしか(麻しん)が流行ってしまった理由とは?

2016年9月7日

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今夏、多くの人が集まるコンサート会場やイベント会場、空港での大人のはしか(麻しん)感染が話題になりました。
どうしてはしかが大人に急速に広まったのでしょうか?また、これを止めるために私達にできることはあるのでしょうか?

はしか(麻しん)とは

はしかは麻疹(ましん)とも言われ、ウイルスが、空気感染・飛沫感染・接触感染によって引き起こす感染症です。恐ろしいのは、感染力がとても強いという点です。感染力の強さを表す「基本再生産数」で表すと、仮に、ワクチン接種などを受けていない免疫のない人の集団の中に、1人のはしか患者が入った場合、その1人の患者が12人から18人に感染させる力を持っているということです。感染力が強いとされているインフルエンザの場合でも、同じ条件の元で感染するのは1人から2人だということから考えると、麻疹の感染力の強さは突出しています。

はしか(麻しん)の症状は?

はしかの初期症状としては、38度くらいの発熱と咳・鼻水・目の充血など風邪のような症状が数日続いた後、口の中に麻疹の特徴とされる白い斑点(コプリック斑)が現れ、いったん熱が下がった後、すぐに39度くらいの高熱となり、今度は体に赤い発疹が出始め、それが全身に広がります。5歳未満の子どもと大人は重症化しやすく、合併症として肺炎や中耳炎を伴うことも多く、1,000人に一人は脳炎を起こし、後遺症が残ったり、死に至ったりするというケースもあるといいます。

年代によって、ワクチン接種にバラつきがあるのが流行原因のひとつ

はしかは空気感染もするため、手洗い、マスクのみでは予防できません。有効な予防法はワクチン接種だとされています。現在日本では、麻疹・風疹の混合ワクチンを、1歳時と小学校入学前の2回、定期接種しています。しかしこれは、現在26歳以下(1990年4月2日以降に生まれた)人の場合で、それ以前に生まれた人は1回しか受けていなかったり、もっと上の年代では定期接種にすらなっていない年代もあったりして、ワクチン接種にバラつきがあるため、その結果免疫がなく、はしかにかかる可能性のある大人が多くいることになります。また、乳幼児期にワクチンを接種していても、国内では自然のウイルスにさらされる機会も少ないため免疫も減衰し、ワクチン接種の効果が薄くなっているということも考えられます。これらのことから、国内では大人に感染しやすい状況であると言えそうです。

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