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妊娠中の辛いつわり、吐き気を軽減するための対処法は?

食べつわりの対策

「食べつわり」は、何か食べているときは比較的楽になるけれど、食べていないときや空腹を感じたときに吐き気を強く感じる症状です。楽になるからといって食べていると、妊娠中の体重管理が難しくなり、その後の出産までの生活に影響してきます。食べ過ぎで妊娠糖尿病を引き起こしたり、難産になったりしないよう、体重増加をケアしながら乗り切らないといけません。

そんな食べつわりの対策のひとつとしては、1回あたりの食事量を減らし、1日5回以上など小分けにして食事をとることで、空腹を感じる時間を短くするという方法。それでもお腹が空いて気持ち悪さを感じる場合は、昆布や小魚、寒天ゼリーなど、カロリーをあまり気にせず間食できるものを常備しておくと安心です。また、夕食をとってから寝るまでに時間が空くと、寝る直前に吐き気をもよおしてしまい眠れなくなる可能性があります。そんな場合は、低カロリーの春雨スープなどを口にすることで、吐き気を軽減するとともに、体を温め眠りにつきやすくできる効果も期待できるかもしれません。

においつわりの対策

「においつわり」は、今まで気にならなかったにおいを不快に感じ、気分が悪くなってしまう症状です。ご飯の炊けるにおいで気持ちが悪くなるという話は、よく聞きますよね。他にも生臭いにおい、食事が焼けるにおい、冷蔵庫内のにおいなど、食事に関するにおいが代表的に聞かれますが、中には今まで使っていたシャンプーの香り、たばこのにおい、仕事場のフロアのにおい、スーパーのにおい、旦那さんのにおいなど、不快に感じるにおいの対象は人によって様々です。不快なにおいで食事ができなくなったり、嘔吐してしまう人も。

そんなにおいつわりの対策は、不快に感じたにおいをできるだけ避けること。マスクやタオルハンカチで鼻と口元を覆うことで軽減できます。また温かいものは冷たいものに比べるとにおいが強いので、食事は冷ましたものや冷たいものを試してみてください。辛い期間は料理をなるべくしないで済むよう、旦那さんには外食してもらったり、食事宅配サービスを利用してみるのもいいかもしれません。