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妊娠中のつらい花粉症。妊婦さんの花粉症対策の基本

妊娠中のつらい花粉症。妊婦さんの花粉症対策の基本
妊娠中は体調が不安定になりがち。花粉シーズンの到来で妊娠中に花粉症デビューしてしまったという妊婦さんも多いようです。妊娠中の花粉症にはどのように対処すればよいか、花粉シーズンの過ごし方もあわせて解説していきます。

花粉症の薬は飲んでも大丈夫?

今や日本人の4人に1人は花粉症といわれる時代。妊娠中に花粉のシーズンを迎えてしまった場合、花粉の治療や薬は続けても大丈夫なのか心配になりますよね。赤ちゃんのためにも薬はできるだけ使いたくないものですが、妊娠中は花粉症が重症化しやすい傾向があります。妊娠によって増加する女性ホルモン・エストロゲンによってアレルギー症状が起こりやすくなっているためです。また、体内の循環血液量が増えるため鼻粘膜に充血や腫れが出て、結果、鼻詰まりも起こりやすくなります。つらい花粉症の症状を緩和するためにも治療や薬は必要になってきます。

花粉症で以前から医療機関にかかっている場合は、妊娠中でも同じ薬が処方されることがあるようです。医療機関は受診せず市販薬で済ませている人も、市販薬の注意書きをよく読んだうえで用法・用量を守れば服用できるものがありますが、長く症状が続くようならやはり医師の診察が必要です。

とくに気をつけておきたいのが妊娠中にはじめて花粉症になった場合。はじめて服用する薬は成分が身体に合わないこともあるため、安易に市販薬を使用せず、かかりつけの医師に必ず相談しましょう。