妊娠中のつらい花粉症。妊婦さんの花粉症対策の基本
基本的な花粉症対策
妊娠中はできるだけ薬に頼りたくないし、強い薬が使えないので日々の花粉対策が大切になってきます。花粉対策は「花粉に触れない」ことが基本。
毎日の花粉情報に注目し、晴れていて風が強く花粉が多く飛散する11~15時、夕方の気温の低下による空気の対流で花粉が再び舞い上がる18~20時は外出を控えたり、外出する際は眼鏡とマスクで花粉が目や鼻から入るのを防ぐとよいでしょう。帽子やツルツルした素材の服や丈の長いコート類も効果的です。ウールやポリエステル素材のフリースなどは花粉が付きやすいうえに静電気が起きやすいので気をつけましょう。静電気でさらに花粉が吸着してしまいます。帰ってきたら玄関に入る前に服に付いた花粉を払い落とすことも忘れずに。
洗濯物は部屋干しのほうが安心です。最近では部屋干し用の洗剤もあり、除菌成分が多く含まれているため、室内で干したとき特有の部屋干し臭が発生しにくくなっています。柔軟剤も静電気防止効果が高いため、花粉シーズンは積極的に使いましょう。どうしても外に干したいなら花粉が飛ばない時間に干すこと。取り込むときには花粉を払い落とすことも忘れないようにしましょう。とにかく室内に花粉を持ち込まないことが大切です。