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コントロールしすぎも危険! 妊娠中の体重増加の目安は?

妊娠中の体重増加の目安は、旧指針から約3kg増加

妊娠中の体重増加の目安は妊娠前のBMIによって異なります。BMI(Body Mass Index)とは、「ボディ・マス指数」と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。体重(kg)を身長(m)の2乗で割って数値を出します。

妊娠前のBMI値によって体重増加の目安が設定されていて、次のとおり変更になっています。
●妊娠前の体格区分低体重(やせ) 妊娠前のBMI値 18.5未満
体重増加の目安 9~12kg ⇒12~15㎏
●妊娠前の体格区分ふつう 妊娠前のBMI値18.5以上~25.0未満 
体重増加の目安 7~12kg ⇒10~13㎏
●妊娠前の体格区分肥満(1度) 妊娠前のBMI値25.0以上~30.0未満 
体重増加の目安 個別対応⇒7~10㎏
●妊娠前の体格区分肥満(2度以上) 妊娠前のBMI値30.0以上 
体重増加の目安 個別対応(上限 5㎏までが目安)⇒個別対応

このように、以前に比べて3㎏ほど増加しています。バランスのよい食事を心掛け、適切な体重増加をするようにしましょう。
なお、上数字はあくまでも目安です。BMI値以外にも個々の体調によって体重の増減はあるので、体重管理については医師の指示に従いましょう。