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里帰りしなくても大丈夫!産後の乗り切り方

出産前後、実家で両親のサポートを受ける「里帰り」。昨今、様々な理由から里帰りしないママが増えています。生後すぐから夫が育児に参加できるというメリットがある反面、うまくいかず孤立してしまうママも。気を付けたいポイントを紹介します。

家族にサポートしてもらう場合、気を付けたいこと

実家が遠方にあるママで里帰りしない場合、実母やきょうだいに自宅に滞在してもらい、サポートを受けるという方法があります。入院期間は自然分娩で5日程、帝王切開で7日程ですから、産後約1週間の赤ちゃんと一緒に帰宅し、そこから通常生活を送るママにとってはとても心強いサポートです。

昔から「床上げは3週間から1か月」といわれ、産後のママは体を休めなくてはなりません。その間、家事や授乳以外の育児を手伝ってくれる人に対して気を付けなければならないのは、サポートする人が過ごしやすい環境を整えてあげることです。慣れない場所で長期間過ごすのは、ストレスがかかるもの。自宅ではどんなスジュールで一日を過ごしているのか、夫の帰宅時間、食事の時間、就寝場所などを伝えながら、できるだけサポートする人の希望もくみ取るようにしましょう。また、休憩時間や、羽を伸ばせる日を作ることも大切です。お互いにスムーズなコミュニケーションが図れるよう、出産前によく話し合っておきましょう。