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叱り上手は、ほめ上手!イライラ子育てからサヨナラしよう

正しい叱り方とはどんな叱り方?

子育てに悩みはつきものですが、とくに子どもの叱り方で困っているパパママは多いようです。叱ったとき、子どもがちゃんと理解できているか不安になったり、感的に声を荒げたり感情的になってしまい自己嫌悪に陥ったり。正しく叱るにはどうしたらよいのでしょうか?

「叱る」という行動は、子ども自身と周りの人を守るために必要な行動規範を学ばせる行為であることを最初に理解しておきましょう。つまり、これから生きていく社会に適応していくための「知識」や「スキル」を教えるのが叱る目的。決して子どもを思いどおりにコントロールするために叱ってはいけません。

叱るときに大切な4つのポイント

島村華子氏(オックスフィード大学博士・博士課程修了|児童発達学)著の『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方 叱り方 』によると、叱るときには次のような4つのポイントがあるようです。
①ダメや違うといった強い否定的な言葉はできるだけ使わないこと。
②子どもの努力やプロセスに目を向けること。
③好ましくない行動の理由を説明すること。
④親の気持ちを隠さずに、正直に伝えること。

誠実に向き合えば、たとえ子どもが小さくてもきちんと伝わるものです。感情的にならず、落ち着いて、短く、簡潔に伝えるようにしましょう。叱るときに子どもの体に触れながら話すのも言い過ぎたりすることを防ぐ効果があるようです。