0歳から始めるられる!? 子どもの「しつけ」とは?
「しつけ」で大切なポイント
「しつけ」で得たいのは、おもに、他者と一緒に過ごすなかでお互い心地よくあるためにいかに行動するか、という配慮やそれに伴う行動です。
「しつけ」という言葉を聞くと、『叱る』『厳しく』『子どもに何かをさせない』『子どもに何かをさせる』といったイメージもありますが、岡本夏木さんが示唆されている「しつけ」のあるべき姿を鑑みると、子どもが親が意図することを受け止め、自ら取り込んで発展させることが大切であることに気づかされます。
しかしながら、子どもに受け入れてもらうには土台となる信頼関係が必要となります。
子どもとの信頼関係は、0歳から構築できるとか。泣くことでしか意思表示できない赤ちゃんの要求に対して、抱っこや授乳で応じてあげながら、規則正しい生活習慣を整えていくことが、「しつけ」の土台となるようです。
たくさん話しかけ、褒めてあげることで、赤ちゃんの自信ややる気を引き出していきましょう。寝返りができたら「ゴロンできたね」、お花を触ってみたくて泣いたら「お花に触ってみようか」などと声をかけてあげることで、自分の行動や意思が受け止めてもらえるという体験となり、それを繰り返していくことで、自分以外の人の気持ちを想像して思いやれることに繋がると言われています。