授乳中の赤ちゃん、水分補給ってどうする!?
どのように飲ませたらいい?
ミルクを飲んでいる赤ちゃんは慣れている哺乳瓶で水分補給するのもいいですが、この機会に、コップやストローの練習をスタートしてみるのもオススメです。
コップの練習では、まずスプーンで水をすすって飲む練習からスタートしてみてください。完全母乳で哺乳瓶に慣れていない月齢が小さい赤ちゃんの場合も、スプーンを口元で傾けて、舐めるように少しずつ水分をあげることで水分補給ができます。
スプーンから水をすすって飲めるようになったらコップを使ってみましょう。掃除が楽な白湯などを少量入れて、コップを口元で傾けて水分をあげます。自分でコップを持って飲む練習は、離乳食が始まる頃のスタートで大丈夫です。お風呂の中にコップを持ち込んで、お風呂が終わったあとに自分でコップから飲む練習をさせてみましょう。お風呂上がりの水分補給にもなりますし、こぼしてしまっても困りません。
ストローの練習では、まずストローを口に入れて慣れることから始めてください。最初は舐めたり噛んだりするだけですが、それでOKです。ストローを口にすることを嫌がらなければ、次に紙パック飲料を使って練習します。赤ちゃんに紙パック飲料のストローをくわえさせ、パック側面を軽く押すと赤ちゃんの口の中に飲み物が入っていき、ストローを通じて飲み物を飲むということを覚えます。最後にストローをスポイトのようにして「吸う」練習をします。コップに白湯などの飲み物を入れてストローを挿し込み、反対側を指でふさぐと液体が吸い上がります。その状態でストローの片方を赤ちゃんの口の中に入れ、赤ちゃんが吸うまで待ちます。吸う力を感じたら指を離して飲み物を飲ませてあげます。これを繰り返すことで、赤ちゃんはストローを吸うと飲み物が飲めることを覚えます。ストローが使えるようになると、外出中の水分補給がしやすくなります。
大人よりも水分不足に陥りやすい乳幼児期、夏だけではなく、赤ちゃんの様子を確認しながら、こまめな水分補給を心がけてください。