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子どもの好き嫌いはなぜおきる? どう克服させる?

子どもの好き嫌いはなぜおきる? どう克服させる?
我が子の成長を考え、栄養バランスを工夫しながら食事を作っても「嫌い」「まずい」といっていつも残してばかり。そんな悩めるパパママに、子どもの好き嫌いの理由や対処方法を解説していきます。

どうして好き嫌いするの?

栄養価が高い野菜はパパママが子どもに食べさせたい食材のひとつ。何とか食べてもらおうとすりつぶしてみたり、好きなものに混ぜてみたり、あの手この手で工夫してみるものの野菜嫌いの子どもがとても多いのはなぜなのでしょうか?

じつは味覚というのは大人と子どもでは少し異なります。昔は食べられなかったものが大人になったら食べられるようになっていたということはありませんか?
それは成長する過程で味の感じ方が変わっていくために起こります。

大人になって味がわかるように味覚が成長するというより、むしろ子どものほうが味に敏感で、大人は強く感じない苦みや酸味など人が本能的に嫌う味を強く感じているといわれています。そう考えると好き嫌いしてしまうのも仕方がないですね。

また、歯がしっかりしていないと繊維質のものは食べにくいものです。子どもの歯が生えそろうのは3歳ごろ。それまでは繊維質のものや薄い葉野菜などを歯ですりつぶして食べることもうまくできません。そんなわけで野菜嫌いになってしまうのです。