必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

赤ちゃんや小さな子どものスマホ利用 ココは気をつけて!

「赤ちゃんが電車の中でぐずり出した時は、スマホで遊ばせると機嫌よくしてくれるから便利」「ママ友とのランチの時には、子どもにスマホを与えてママ友とお喋りしちゃう…」「スマホ使用でも学習アプリなら、子どもにも安心」‥などというママやパパの声が多く聞こえてきます。が、赤ちゃんや小さな子どものスマートフォンの使用については、「いいのかな?」と不安になるママやパパも多いかもしれません。賛否両論はあるものの、スマートフォンは、上手に使えば赤ちゃんや小さな子どもの気分転換になったり、おもちゃになったりと便利なツールともいえます。では、赤ちゃんや小さな子どもが使用する際に気を付けたいことって何なのでしょう?考えてみましょう。

2歳で30.7%、4歳で40.5%が使用しているという「スマートフォン」

内閣府発表の「低年齢層の子供のインターネット利用環境実態調査」(平成29年1月実施)によると、「スマートフォン」(期間限定のものや子ども向けのもの、携帯電話の契約が切れたもの、格安スマートフォンを含む)の2歳の子どもの利用率は30.7%、4歳で40.5%という結果になっています。調査結果の「タブレット」に、学習用タブレット、子ども向け娯楽用タブレットを含むと、2歳の子どもからの利用率が高くなり18.4%、6歳になると36.2%が利用しているということになります。
それぞれ利用の頻度はわかりませんが、頻繁に使用しているとすれば、そのデメリットも気になるところです。

目の疲れによる「スマホ老眼」子どもにも関係ある?

大人もスマートフォンを長時間使用することによって、目の疲れや肩こり、ひどいケースでは親指の付け根あたりが腱鞘炎になるなど、体になんらかの支障をきたすことがあります。近い距離で小さな画面を長時間見ることにより、遠くがぼやけて見えたり、目がショボショボしたりするという症状を「スマホ老眼」と呼ぶそうです。これは、老眼には程遠いような早い若い世代にも起こることで、今や現代病のひとつとも言われているそうです。
大人にも影響を及ぼすのであれば、小さな子どもにとっては尚更です。子どもは楽しいことや興味のあることには時間を忘れて夢中なってしまうもの。スマートフォンを渡しておけば静かにしてくれるから、子どもが喜ぶからと、長い時間触らせるのは避けたいですね。
時間管理のできない小さな子どもには、スクリーンタイムの設定でスマートフォン使用時間の制限や、アプリ毎による使用時間の制限、アプリダウンロードの制限などをしておくと安心ですね。子どものスマホ使用についての保護者管理用のアプリもあるようなので、上手に活用してみてはいかがでしょうか?