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食事中に立ってしまう子ども。どうしたらよい?

食事中の立ち歩きを防ぐ方法

まずは離乳食からの習慣が大切です。まだ説明しても理解できない1歳前後の時に、ママの膝で抱っこしながら食べさせたり、動き回っているところに口に食べ物を持って行ったりを繰り返していると、椅子に座って食事をする習慣が身につきにくくなります。離乳食スタートのタイミングから、椅子に座って食べさせるようにしましょう。できれば簡単に抜け出せないベルトがある椅子などがオススメです。

また、食事中は次の環境を整え、できるだけ食事に集中できるように留意しましょう。
●間食は欲しがるままに与えず時間を決め、しっかりカラダを動かす機会を作り、空腹の状態で食事に向かわせる
●食事の全体量、苦手なものを少なめにして、食べ切れるようにする
●テレビを消す
●パパやママも席について一緒に食事をする
●食事のルールを決める

ママの言うことが理解できるようになったら、食事にかける時間を決め、それを超えた場合や、食事中に立ち歩きを始めた場合は、食事を片付けるルールを作ります。「もう時間だからおしまいにするね」「ウロウロするなら、もうご飯は終わりにするね」と声をかけ、子どもが少ししか食べていなくても守るようにしましょう。そのルールを繰り返すうちに立たないで座って食べてくれるようになるでしょう。

食事中に立ち歩きをしている原因は何か、習慣や子どもの様子を振り返り、原因に応じて対策してみましょう。食事の量や食事にかかる時間は子どもによっても異なるため、日々の子どもの状況に応じて調整してください。食事の時間を楽しくするためにも子どもを中途半端に叱るよりはパパやママの対応を工夫することが大切なようです。

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