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親子の絆を深める胎内記憶。上手に聞き出すコツは?


子どもの中には、母親のお腹にいた頃の記憶、いわゆる胎内記憶がある子がいるといわれます。さらに、お腹に入る以前の記憶があるという子も。大人には俄かに信じがたい話ですが、この不思議な体験が親と子の絆をさらに深めてくれるかもしれません。

胎内記憶って本当にあるの?

およそ100人に1人はあるといわれる胎内記憶。これは、母親のお腹の中にいた頃の記憶をいい、ある年齢がくると突然話し始める子がいます。例えば、帝王切開で出産したママの場合、「お腹の中は暗かったんだけど、突然明るくなった。緑の服を着たおじさんがいた」と話し、まさに出産時と同じ状況で驚いたというケースも。科学的に立証されているわけではないのですが、実際に多くのエピソードが存在しているのです。どうせ子どもが言うことだから……と思わずに耳を傾けると、興味深い話が聞けるかもしれません。

胎内記憶ってどんなもの?

大きくは、お腹の中にいた頃のことを指す「誕生記憶」と、お腹に入る前のことを指す「誕生前記憶」の二つに分かれるそうです。誕生記憶では、「紐のようなおもちゃで遊んでいた」、「ピンク色のお部屋にいた」など、へその緒や子宮のことを想像させるかわいらしいエピソードも。また、「誕生前記憶」はさらに不思議。「雲の上からママを見ていたんだよ」、「ママがいいなぁと思って、すべり台ですべってきたの」と話す子がいます。中には、不妊治療を経て妊娠したママの場合には「ママのところだけ誰もいなかったから、並んだの」と話す子や、流産したママの場合には「一度、死んじゃったけどまた来た」と、思わず感動してしまうこともあるほど。特殊なケースでは「ママがおぎゃーって産まれた時、見ていたんだよ」と神秘的な話をする子もいるそうです。