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もうすぐ3歳。嫌がるトイレトレーニングの克服法

「トイレがイヤ!」の克服法

トイレがイヤな理由が確認できたら、子どもの気持ちに添った声かけを試してみましょう。先輩ママも試して乗り越えてきた事例をいくつか紹介します。

共通する基本姿勢
排泄の有無に関わらず、『起床時』『食事の前後』『お出かけ前』『お風呂前』『寝る前』など生活の区切りで「一緒にトイレ行こう!」と明るい口調でトイレに行く時間を知らせる感覚で誘ってください。次にとにかく褒めること。トイレに行けたこと、おしっこを教えてくれたこと、トイレットペーパーをうまく使えたこと、最後にちゃんと流したこと。些細なことでも、できたことについて褒めてあげることが大切です。無理強いしない、そしてうまくできないことがあっても叱らないことがポイントです。

イヤイヤ期で「自分で決めたい・やりたい」気持ちが強い場合
トイレに行くタイミングやトイレのご褒美を子どもに決めてもらうのがよいそうです。「今日はトイレいつ行くの?」「トイレうまく行けたらご褒美は何にしようか?」など子ども自身に決めてもらう声かけをしてみてください。

トイレに行くことがイヤな場合、トイレが怖い場合
トイレに好きなキャラクターやおもちゃを置いて「トイレ新しくしてみたから見に来て!」と誘ってみましょう。おしっこをかけると絵が出てくるトイレトレーニングシートを活用したり、排泄がうまくできたらご褒美のシール貼りをしたり、トイレが子どもにとって楽しい場所になるように工夫してみてください。
それでもどうしてもトイレに行きたがらない場合は、トイレ以外の場所でおまるを試してみてください。無理強いせずできることを模索しながら少しずつ進めることが大切です。

オムツにこだわっている場合
もうすぐ3歳だから、かっこいい「お兄ちゃんパンツ」、可愛い「お姉ちゃんパンツ」が履けることを伝え、好きなパンツを選んでもらいましょう。パンツが履けたら、「上手にパンツ履けたね!」「お兄ちゃんパンツ似合うね!」「お姉ちゃんになったね!」とたっぷり褒めてあげましょう。おもらししちゃった場合は、パンツを履き替えて「新しいパンツ気持ちいいね」と声をかけるなど怒らないよう留意しましょう。

遊びを中断するのがイヤな場合
おしっこしたそうな様子だけど遊びをやめない場合は、「トイレが終わったら新しい遊びをしよう!」「トイレが終わったらおやつにしようか」と、トイレの後の楽しみを提案してみてください。

うんちをしたときに水が跳ね返るのがイヤな場合
トイレの中に新聞紙をひいて水が跳ね返らないように工夫している人もいるとか。子どもが嫌がっていることを解決することで、トイレでうんちができるようになったそうです。

トイレトレーニングは、とにかく無理強いせず、失敗しても怒らず、うまくできたら褒める、これに尽きるようです。子どもによってペースが違うので、焦らず、がんばりすぎず進めていきましょう。