知ってる?UDタクシーマーク
緑とピンクの違いは? UDタクシーマークの意味
2012年、一定以上の基準を満たしたUDタクシーを「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー」として国が認定する制度が創設されました。
駅前のタクシー乗り場で待機しているときや街中で走っているときでもUD車両であることがすぐに判別できるよう、UDタクシーにはそれを示す「UD TAXI」マークが表示されています。
制度の創設時に決められたUDタクシーマークは2色。
国土交通省が認定した標準仕様ユニバーサルデザインタクシー車両に表示されるのは緑色で、前項で挙げたようなUDタクシーの特長をすべて備えた車両はレベル1の星1つ、スロープの角度の緩やかさなどさらに優れた構造を持つ車両にはレベル2の星2つのマークが使われています。
一方、国の認定を受けていないものの、車椅子用スロープまたはリフトを備えた車両には青いマークを表示することが推奨されました。
さらに制度の創設から8年後の2020年には車椅子乗降用スロープの耐荷重基準を改定。それまでの耐荷重200Kgから300Kgへと標準が引き上げられました。
新しい認定要領に基づいて認定された標準仕様ユニバーサルデザインタクシーには、ピンクの「UD TAXI 2020(※)」マークが使われています。
※「2020」は認定を受け登録されたときの年号ではなく、「2020年制定の規格」という意味です。