気をつけながら取り入れたい「ベランダ遊び」
遊ぶ前に気をつけておくこと
まず、気をつけなければならないのは、子どもやオモチャの転落です。エアコンの室外機がベランダに設置されている場合が多いと思いますが、子どもがよじ登って、ベランダの柵を超えてしまうリスクがあります。危ないことを言い聞かせても、1歳児や2歳児にはわからない時期、3歳児には好奇心のほうが勝ってしまうことが多い時期です。いずれにしても、保護者が必ず付き添って、目を離さないようにしましょう。
また、体が小さいので、柵から頭や体が出てしまうことがあれば、必ずネットなどを使って防止しましょう。落ちないから大丈夫と思っていても、おもちゃを外に落としてしまうこともあります。しっかりと防いでおきましょう。
さらに、子どもがベランダ遊びを気に入って、ひとりでベランダに出ることがないよう、保護者が付き添えないときは施錠しておくなどの対策をしておくと安心です。
他には、このような遊びを始めようと思うと、費用面も気になるところ。
子どもがベランダ遊びを気に入るかどうかもわからないので、お金をかけた準備は避けて、まずはお昼ご飯をお弁当箱に詰め込んで、親子でピクニックのように食べる、というあたりから始めてみてはいかがでしょうか。
外の空気に少し触れるだけで、子どもの気分も変わります。
近隣への配慮をしながら、親子で楽しく遊んでみませんか。
【参考】
◆子どもがベランダから転落する事故を、どうすれば予防できるのかを探った報告書です。
「ベランダ1000」プロジェクト 報告書(Safe Kids Japanサイト)