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幼児期から伝えたい。お金の大切さやお金のルール 

幼児期から伝えたい。お金の大切さやお金のルール


生きていくうえで欠かせないお金。昨今、金融教育が話題となり、お金の知識や管理運用に関する学びに関心が高まっています。小さいうちから楽しみながら学ぶ方法やおこづかい事情について紹介します。

就学するまでに伝えることが大切

キャッシュレス化が進み、親が買い物の時にお金を渡したりおつりをもらったりする姿や現金そのものを見ることも少なくなったいまの子どもたち。おつりの概念を知らない子どももいると話題になりました。そんななか、世界ではお金について学ぶ金融教育が注目されていて、教育の重要テーマの一つになっています。

昨今、小学生から生活や道徳の教科を通じて金融教育の一端に触れられる学校も増えてきていますが、学校教育だけではなく、幼児期から家庭でお金の知識やルールを伝えることが大切だといわれています。子どもに交通系ICカードやスマホを持たせる年齢になると、チャージされたお金を使う機会が増えます。その頃までにお金の大切さや使い方を認識できていないと、持っている以上の金額で買い物をしてしまうなどのリスクもあります。親が伝えることを素直に聞ける就学前のタイミングから、お金の大切さや大事に使うことの重要性を伝えること、そしてお金の扱いを日々の暮らしのなかで繰り返し体験しておくことが肝要です。