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幼児期から伝えたい。お金の大切さやお金のルール 

おこづかいはいつから?

オールアバウトが実施した「子どものお金」アンケート調査(2020年12月実施)では、未就学児~小学校低学年にかけては「まだ早い」という回答で、おこづかい0円が多数を占めています。おこづかいをあげている場合の平均額は、未就学児304円、小学校低学年895円、小学校高学年1728円という結果が。おこづかいは小学校就学以降が主流のようです。

参考:いくらあげている?気になる子どものお小遣い事情を調査!

おこづかいは、お金の使い方を学ぶことができます。おこづかいで好きなものを買ったり、お金を貯めて欲しかったものを手に入れたり、お金が足りず買えなかったり、買った後に無駄使いだったと後悔したり、たくさんの達成感や失敗の経験を経て、お金の管理ができるようになっていきます。お金の種類と基本的なルールを理解したら、ぜひおこづかいを取り入れたいものです。

おこづかいをスタートする際は、おこづかいで買うものと家計でまかなうものを明確に分けておきましょう。たとえば、自分が欲しいおやつはおこづかいで、学用品や衣類、家族みんなで食べるおやつは家計から出すなど、子どもと話し合って決めておくとベストです。おこづかいで買うものについては基本的には口出しをせず子どもに任せましょう。一方、おこづかい帳をつけて、親子でお金の使い方について振り返りできるようにしたいものです。まだ文字が書けないうちは、親がつけてもOKです。

お金のやりとりは日々の生活のなかにあります。家庭での教育や経験の積み重ねを大切にしていきたいものです。