可愛いだけで選べない!? 赤ちゃんの洋服選びと正しい着せ方
季節に合わせた着せ方ポイント
では、季節ごとではどうでしょう。じつは赤ちゃんは体温調節をするのが苦手なので、体温調節をしやすい服を選ぶのがポイントになります。
日中と夜の温度差が激しい春や秋などの季節の変わり目は、1日の間で服装を替える必要があります。そのため薄手の素材を重ねて着せるようにします。朝や夕方の寒い時間帯は1枚多く、日中の暖かい時間帯は1枚少なくするなどして気温に合わせて調整します。重ねることで服と服の間に空気が入り、保温性が高まるというメリットも。
汗をたくさんかく夏は、通気性、放湿性に優れた素材をチョイス。とくに、通気性と吸汗性に優れたガーゼ、通気性と伸縮性に優れた薄手素材のフライスが適しています。
冬は暖かい素材をベースに選ぶとよいでしょう。肌着は綿素材をベースにし、ウールやアクリルなど保温性の高いアウターを組み合わせましょう。
基本的に、赤ちゃんの敏感な肌に触れる服は綿をベースにするとよいでしょう。綿素材は肌触りがよく、通気性や放湿性・吸湿性に優れ、洗濯によるダメージも少ないため、ベビー服には最適です。同じ綿素材でも織り方や編み方、糸の太さや密度によっても厚さや触り心地も異なるので、季節や気温に合わせて選びましょう。