MINMIも絶賛! 陣痛を「痛」と感じさせない!? 注目の出産法とは

赤ちゃんを想い一緒に頑張る気持ちだけで不思議と痛みが気にならなくなる、ソフロロジー式分娩がスゴイ!?
陣痛に悶絶し、人によっては泣き叫びながら産む。ほとんどの方の出産のイメージってコレではないでしょうか?特に初産の場合は、妊娠中まだ体験せぬ痛みを想像し、自分に耐えられるのか不安でたまらない人も多いはず。無痛分娩、水中分娩など、痛みを軽減する様々な分娩方法がある中、特別な処置や道具を使わない自然な出産を実現するソフロロジー式分娩が今注目を浴びています。
シンガーソングライターMINMIさんも「痛くない奇跡の出産法」と称しておすすめしているソフロロジー式出産とは。
母性も育むという、産前トレーニングの内容は?
準備はシンプルで簡単。妊娠中は、ひたすら赤ちゃんとの対面を楽しみに、以下の予備知識をもってイメージトレーニングと呼吸法の練習を繰り返し行なうだけ。
・出産は赤ちゃんとママの共同作業。陣痛は赤ちゃんが出てくるための大切なエネルギー
・陣痛は周期的にくるもので、痛い時間は長くて1分弱くらい
・お母さんが痛みに力んで硬くなると、赤ちゃんに酸素が送られず苦しい思いをしてしまう
トレーニングは、まず自分がリラックスできる音楽を流し、あぐらをかき、肩の力を抜いて目を閉じ、お腹に軽く手を添えた姿勢で臨みます。鼻からゆっくり息を吸い、口からゆ~っくり長く息を吐ききる。呼吸を繰り返しながら、頭の中では、酸素が自分の体内を巡り、赤ちゃんへと運ばれることをイメージします。酸素をたっぷりもらった赤ちゃんは元気いっぱい、頑張ってお母さんから出てこようとしている、ひたむきな姿を重ねます。これをひたすら繰り返すだけ。慣れてくるとお散歩しながらでもイメージ&呼吸が整うようになるそう。
産前から産後まで好影響!? ソフロロジー式分娩の嬉しい効果
実際に陣痛が始まったら、「痛みで力んだら赤ちゃんが苦しい思いをする。呼吸を整えて赤ちゃんが出てきやすいようにしてあげなきゃ!お母さんも頑張る!」その一心で、呼吸法を繰り返します。陣痛がきたら「リラックス~!痛みは1分も続かない!」と自分に言い聞かせてひたすら呼吸法に集中。ただただこれを繰り返していると、痛みを思うより、むしろ「陣痛キター!さあ赤ちゃん一緒に頑張るよ!」の領域になるとか。
「痛みがきても赤ちゃんのために一緒に頑張ろうと冷静でいられた」「立ち会った夫があまりに静かで出産のイメージと違ったとびっくりしていた」「酸素をいっぱい送ってあげられたのか、産まれてきた赤ちゃんの全身がキレイなピンク色で助産師さんに褒められた」「分娩直後も普通に夫と話せるくらい元気だった」「この出産法で産まれた赤ちゃんは穏やかで無駄な夜泣きが少なく育てやすいことが多い」など、この分娩法がもたらしてくれるメリットはいろいろあるようです。
ソフロロジー法でお産ができるソフロロジー法研究会正規認定産婦人科は全国にありますが、設備や道具を必要とするものではないので、正規認定産婦人科以外でも誰もがトライできるお産だと思います。
実際の効果には個人差もあるようですが、妊娠中のリラックスにもつながり、産後うつやマタニティブルーの予防にもつながるというソフロロジー法は、理想的な出産法かもしれないですね!!
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