必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

抱っこばかりしていると抱き癖がついてしまうって本当?

抱っこしないことで起こるリスクもある

赤ちゃんが抱っこしてもらいたい時にママが抱っこをしてあげると、赤ちゃんの情緒が安定し穏やかな子に育つともいわれています。反対に、抱っこしてもらいたいのにいつまでも放ったままにされると、赤ちゃんはストレスを感じ続けることになります。また、ママが泣き声にピリピリしていることを察知するようになり、空気に敏感に反応するようになることも。赤ちゃんも放置され続けると「泣いても無駄なんだ」と学習し、泣いて訴えることを諦めてしまいます。このことによって感情表現が乏しく、嬉しくても笑わない、悲しくても泣かない「サイレントベビー」と呼ばれる自己主張をしない赤ちゃんになってしまうというリスクも生まれてしまうようです。

抱っこすることで赤ちゃんの安心感や信頼感を得られるホルモンが分泌されると言われています。パパやママに愛されていると実感し、人を信頼する気持ちが育くまれていくのかもしれませんね。安心感を持つことから自立心が芽生え、一人遊びも早くできるようになるとも言われています。もちろん一人遊びの時期は子どもの個性にもよりますが、たくさん抱っこしてあげることが赤ちゃんの成長の手助けになるのです。