必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

子どもの体力を高めるためにはどうすればよい?

日常の遊びに取り入れていく

遊びの中には、さまざまな動作が含まれています。簡単に取り入れられる親子で楽しめる外遊びの例を紹介します。

ロープを使って遊ぶ
地面に置いて「跳ぶ」
ロープの上を「渡る」
両端をそれぞれ持って「引っ張る」
結んで「投げる」「キャッチする」

新聞紙を使って遊ぶ
地面や床に置いて「飛び越す」
新聞紙を広げ、両端を持ち協力して「運ぶ」
細く切って腰からぶら下げ「走る」
丸めて「投げる」
島のようにいくつか並べて「飛び越す」

また、「鬼ごっこ」は、基礎体力だけではなく、ルールを理解する力も向上します。「鬼ごっこ」には次のような種類があります。

色鬼
「いろ、いろ、何色?」と鬼に問いかけ、鬼が色を指定する。その色に触れていれば、鬼は捕まえることができない。全員捕まえたら交替。

手つなぎ鬼
鬼にタッチされたら鬼と手をつなぎ、追いかける。これを繰り返して、最後まで残っていた子が勝ち。

氷鬼
鬼にタッチされると、その場に留まり動けなくなる。他の仲間にタッチされたら動けるようになる。鬼が全員をタッチしたら交替。

このように、幼児期の外遊びは、体力向上、健康維持のほかにコミュニケーション能力を発達させる側面もあります。ぜひ、簡単なものから取り入れていきましょう。

文部科学省では、保護者向けに「幼児期運動指針」のパンフレットを用意しています。こちらもぜひ読んでみてください。

「幼児期運動指針普及用パンフレット」(文部科学省)