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知っておきたい! 地域で見守る「子ども110番の家」

知っておきたい! 地域で見守る「子ども110番の家」
地域の子どもたちを犯罪から守るための大切な拠点となっている「子ども110番の家」について、実際の活動内容などを紹介します。子ども同士で連れ立って遊ぶようになる就学前に、近隣の「子ども110番の家」やその役割をきちんと伝えておきましょう。

「子ども110番の家」は安心して駆け込める緊急避難先

街でステッカーを見かけたことがあっても、意外に知らない「子ども110番の家」。
「子ども110番の家」とは、子どもが身の危険を感じたときに安心して駆け込める緊急避難先です。おもに通学路(スクールゾーン)や公園、広場など子どもたちが集まりやすい場所の周辺にある民家や商店、事業所などが、ボランティアでその役割を担っています。

おもな活動内容は、以下のようなものです。
◇しつこい声かけやつきまとい、体を触ろうとするなどの被害にあって怖い思いをしたとき、またそうした被害にあっている子を見かけるなど、犯罪に巻き込まれそうになって助けを求めてきた子どもたちの一時保護
◇子どもから話を聞き、必要に応じて110番や119番に通報
◇あわせて学校や保護者にも連絡をとり、警察や保護者、学校関係者に子どもを安全に引き渡す
◇防犯上、子どもたちにとって危険な場所や事例などがあった場合の連絡、注意喚起