必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

むし歯予防のために知っておきたいこと

歯みがきは量より質

理想的な歯みがきの回数はいろいろな考え方があるようですが、「毎食後が理想」と言われることが多いようです。1日最低2回以上しないと、むし歯菌や歯周病菌が残りやすく、就寝中は唾液の分泌が減ってむし歯になりやすいので、できれば朝食後に1回、就寝前に1回の歯みがきを習慣付けたいものです。とくに寝る前の歯みがきは丁寧に行い、その日の汚れをしっかりと落としましょう。

みがき残しをなくすために『右下奥歯→左下奥歯→下の前歯→右上奥歯→左上奥歯→上前歯』など、みがく順番を決めたり、歯みがきの様子を見ながら「10回ずつみがいてみよう」「イーしてみがこうね」「歯の裏もみがいてみようか」など、必要に応じて声がけしてあげましょう。

嫌がる場合は無理強いせず、ママも楽しそうに歯をみがいている様子を見せながら一緒に取り組んだり、好きな音楽を流したり、歯みがき動画を見せたりと、歯みがきが楽しい時間になるよう工夫が大切です。また歯みがき粉が使えるようになったら、お風呂の中でみがくのもオススメです。歯みがき粉が垂れるのを気にせず、しっかりとみがくことができます。

子どもの歯みがきは乳歯が生えてきた時期に開始しましょう。その時期は、なんでも口に入れたがる子も多いので、離乳食後に赤ちゃん用の歯ブラシを口に入れて慣らせておくとよいようです。