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むし歯予防のために知っておきたいこと

就寝前の仕上げみがきは必須

親がチェックする「仕上げみがき」も、小学校低学年くらいまでは毎回の歯みがきの後に行うのが理想ですが、もし子どもが嫌がる場合は、就寝前だけでも必ず行うようにしましょう。寝かせた状態のほうが口の中がよく見えるため、子どもの頭をひざにのせて安定させた姿勢で仕上げみがきをするのがベストです。

子どもの歯をよく見ながら、奥歯の溝、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目など、むし歯になりやすい部位を優先して重点的にみがき始めれば、途中で嫌がっても少し安心ですね。
ブラシの先が折れない程度の軽い力で1カ所につき10回ほど小刻みに動かしてみがきます。とくに歯と歯の間は汚れがつきやすいうえ歯ブラシでは落とし切れないため、フロスを使うのも一手です。

奥歯をみがく場合は、頬を引っ張るようにして歯ブラシを口の脇から入れ、しっかりと確認しながらみがきましょう。とくに一番奥に生えてくる歯は他の歯と比べて高さが低いのでむし歯になりやすいそうです。上の前歯をみがく場合は上唇小帯(上唇と歯ぐきをつなぐ筋)に触れると痛がるので、歯ブラシが当たらないよう人差し指で押さえながら唇を上げてみがきます。6歳ごろからは生えたての永久歯がむし歯になりやすいので、歯みがきに慣れたころと油断せず、注意して仕上げみがきするようにしましょう。