習い事っていつから通うのが正解?
脳の発達に合わせて習い事を始めよう
脳の各機能の臨界期に合わせて刺激を受けることはその後の発達にも大きく影響します。
以下の年齢を参考に、習い事をスタートしてみてはいかがでしょうか。
0歳:ママ・パパとのスキンシップ
最初に発達するのが見る力や聞く力を司る領域なので、話しかけたり、抱きしめたりして存分に触れ合うことが大切。この触れ合いによってママやパパへの愛着が生まれ、精神的にも安定した子どもに育ちます。
1歳~:読み聞かせ
聞く力が育ってきたら、絵本などを読み聞かせて言葉をどんどん聞かせていきましょう。生後6カ月ぐらいから少しずつ言葉の理解が進んできます。また、ママやパパの声を聞くことで安心できるため、寝る前に読み聞かせするのはよいことです。
3~5歳:運動や音楽
運動系の習い事は、運動脳がもっとも発達するこの時期がおすすめ。また、絶対音感を得られやすい時期でもあるため、音楽系の習い事もこの頃に始めるのがよいとされています。
8~10歳:語学
グローバルな子どもに育てたいママ、パパに人気の習い事が英会話。言語を司る分野が発達するこの時期は、外国語なども効率的に習得できるため、英会話はこの時期にスタートするといいでしょう。乳幼児期からの英語も人気ですが、日本語の土台がつくられてから習うほうがより読解力が身につくと言われています。
10歳~:チームスポーツ
コミュニケーションを司る領域が発達するのは小学校高学年から中学生にかけて。野球やサッカー、吹奏楽といった部活動など、仲間と協力し合う経験によってコミュニケーション能力が養われます。
スポンジのように学びを吸収する臨界期は、さまざまなことにチャレンジするよい機会です。子どもが興味関心のあることは、学びのスピードもアップするため、「やりたい!」と言ったことはできるだけやらせてあげましょう。子どもは、自分のやりたいようにやっているときが一番能力を伸ばします。