赤ちゃんは大人よりしゃっくりが多いって本当?
体が冷えるとしゃっくりが出るって本当?
しゃっくりが出やすいと言われているのが、母乳やミルクを飲んだ時。おっぱいを飲んでいるときに空気を一緒に吸い込んでしまうことや、胃が膨らむことで横隔膜を刺激しているということも考えられるようです。また、赤ちゃんは体温調節が上手にできないことも要因になるようです。汗をかいて肌着が濡れ、冷えてしまうことで横隔膜が収縮し、それがしゃっくりにつながることもあるそうです。
ちなみに赤ちゃんがおなかの中にいる時にも、しゃっくりをしているのを感じるママがいます。胎児のしゃっくりの原因については、実のところはっきりとわかってはいませんが、肺呼吸の練習をしているのではないかという説もあります。
気になるしゃっくりはどう止める?
結論から言うと、赤ちゃんのしゃっくりは無理に止める必要はありません。ほとんどのしゃっくりは、しばらくすると自然と治まるものです。
大人の場合はしゃっくりを止めようとしてワッと驚かせたり、くしゃみをさせたりなどしますが、そうした民間療法は赤ちゃんにはおすすめできません。とくにやってはいけないのが、うつぶせに寝かせてしゃっくりを止める行為。うつ伏せ寝には、窒息やSIDS(乳幼児突然死症候群)発症のリスクが伴います。とにかく赤ちゃんがイヤがることはせずに、自然に治まるのを待ちましょう。
どうしても気になるママは、ゲップをさせたり、母乳などを飲ませたりするとしゃっくりが止まる場合もあるので、その程度を試すにとどめておきましょう。