パパママにとっての「テレワーク」事情
パパママが「テレワーク」するために工夫していることは?
子育て世代にとって、よいことも困ったこともある「テレワーク」ですが、パパママはどんな工夫をしているのでしょうか? 一例を紹介します。
夫婦で働く時間をずらしてみる
例えば、フレックスタイムを導入する企業ならば、夫婦で時差をつけてみてはいかがでしょうか。どちらか一方は、子どもが起床する前の早朝から仕事を始め、午後の早いうちに終業させて、バトンタッチをすれば、交互に子どもの相手ができます。
子ども向けのオンラインサービスを活用する
最近では、子どもが日中自宅で過ごすことを前提としたオンラインサービスが充実しています。幼稚園や保育園で過ごすかのように、毎日コンテンツを変えて歌やダンス、知育などを配信するものもあり、ドリルや塗り絵などを無料でダウンロードできるところも。子どもも毎日待たされてばかりでは飽きてしまうので、いろいろなサービスを駆使して「今日はこれをやろうね」などと、家庭での「時間割」を作ってみてはいかがでしょうか。
親子で「運動の時間」を設ける
このご時世、子どもを外で遊ばせることが難しくなったり、パパママも通勤の移動時間がなくなったりで、親子共に運動不足に陥りがちです。そこで「運動の時間」を設定してはいかがでしょう?庭があれば縄跳びやバドミントン、家の中ではストレッチやテーブルでのミニ卓球など、工夫次第でカラダを動かすこともできそうです。カラダを動かせば、子どももお昼寝したり、夜早く寝られたりするようになるかもしれませんね。
ハンズフリーのイヤホンを活用する
業務連絡など通話が必要になった場合は、スマホとBluetooth(ブルートゥース)でつなげるイヤホンなどを活用することも一手です。機種にもよりますが、スマホから5メートルくらい離れても会話できるので、常に携帯を持ち歩かなくてもOK、電話で話しながら簡単な家事ができる、子どもに電話の内容を聞かせないで済む、などちょっとしたメリットがたくさんあります。なかには、着信したら振動する機能付きで常にイヤホンを耳につけておかなくてもよいタイプもあるので、ぜひ検討してみてください。
仕事相手に「テレワーク中」であることを伝える
3歳くらいになれば、「お話ししている時は静かにしていてね」と言い聞かせれば、わかるようになってくるので、オンライン会議や電話などを行えるケースも多いのではないかと思います。しかしながら、背後で子どもの声が聞こえたり画面に子どもが映り込んでしまう可能性があるので、仕事相手には自宅保育していることを伝えておきましょう。
「テレワーク」はまだ始まったばかり。どうすれば効率のよい働き方になるのか、誰もが試行錯誤の最中だと思います。
当然、家庭の状況や子どもの年齢によってもベストな方法が違います。他のパパやママの情報もキャッチしながら、ベストな方法を見つけていきたいですね。