幼児期から伝えたい。お金の大切さやお金のルール
遊びで学ぶお金のルール
幼児期からお金の種類やルールを遊びのなかで自然に学んでいくには、お買い物ごっこが最適です。おもちゃや手作りのお金を活用しましょう。まだ数字がわからなくても金額を記載したお金を準備してください。お買い物ごっこで繰り返し遊ぶうちに、買い物をするにはお金と交換する必要があることを理解していきます。
数字がわかるようになってくると、100円などの値札をつけて「これは100円です」と金額を提示して遊びます。慣れてきたら10円など他の硬貨や紙幣も取り入れていくことで、お金の種類や交換できるお金にルールがあることを理解していきます。お買い物ごっこを通じて、お金がないと買い物ができない、使うとお金は減ることを学べます。
また、実際に買い物で品物を選ぶ時は子どもと一緒に値段を口にするようにしましょう。値段を口にすることで、たとえば同じりんごでも値段が違うことに気づくことができます。限られたお金のなかで、買えるものと買えないものがあることをあわせて教えていきましょう。
お買い物ごっこでのお金のやりとりに慣れてきたら、実際の買い物の時に100円~200円程度をお財布に入れてあげて、その金額内で買えるおやつを自分で選んで支払う経験をさせてあげるのもオススメです。