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0歳から始めるられる!? 子どもの「しつけ」とは?

5.当たり前のことでも、できたことを褒める
やらないことを叱ってやらせると、その場限りの行動になります。何度も叱られると子どもはそれが嫌になってしまいます。「お片付け進んでできたね! キレイにしてくれてありがとう」と、できた時には褒めてあげましょう。褒められると次も頑張ろうと自主的に動くようになります。できて当たり前のことでも毎回褒めることが大切です。

6.「~しなさい!」を極力使わない
「はやく準備しなさい!」と言われると、やらされた感があります。同じ意味だけど「はやめに準備頑張ろうか」と伝えてみましょう。「野菜も食べなさい」よりは「野菜を食べると元気になれるよ」など、「~しなさい」と命令口調をできるだけ使わない伝え方を心がけてみましょう。

7.あいまい語を極力使わない
「手をきちんと洗いなさい」の「きちんと」は、子どもにとってはあいまいで、どこまでやったらOKなのかがわかりにくい伝え方になります。「石鹸を付けて手をゴシゴシ10秒数えようね」と、やってほしいことを具体的に伝えることがポイントです。手を洗っている子どもの様子を見ながら、「石鹸のヌルヌルがなくなるまで流してね」など声かけしてあげるとベストです。「ゲームは長時間やっちゃダメよ」ではなく「ゲームは30分後の16時までにしようね」、「遠くに行っちゃダメよ」ではなく「公園のなかで遊んでね」、「部屋をちゃんと片付けて」ではなく「マンガを本棚に戻して、床のブロックは引き出しに戻してね」というように、物の名前・数字・やってほしい結果を具体的に伝えると子どもにとってわかりやすくなります。

「しつけ」には、これをやればOK!といった型や正解はない

当然ながら、「しつけ」は、一朝一夕で身につくものではなく根気が必要です。褒めて伝わる子どももいれば、繰り返し取り組むことで身につく子どももいるように、子どもの特性によって、伝え方ややり方を変える必要があります。何よりも前提として、子どもがそれを受け入れるための信頼関係がないと成立しません。子どもの視界や気持ちに共感しながら、愛情をもって丁寧に根気強く続けていきましょう。

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