必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

両親学級・妊婦学級のQ&A

Q. 両親学級(母親学級・父親学級)・妊婦学級とは

Answer.

お母さん、お父さんが安心して赤ちゃんを迎えられるように、産科医師、歯科医師、保健師、栄養士、助産師等による妊娠、出産、育児、栄養等に関する講義が、お住まいの自治体で開かれています。 これからお母さん、お父さんになる方同士の交流の場にもなりますので、気軽にご参加してみましょう。

Q. 両親学級(母親学級・父親学級)はどの時期に参加すればいい?

Answer.

自治体の多くが妊娠中期から後期にかけて、妊娠週数に合わせたプログラムを複数回に分けて設定しています。募集要項を確認し、当てはまる時期に参加しましょう。 プログラムは自治体によって異なりますが、妊娠中の栄養指導、歯の衛生指導、出産についてのお話のほか、実際に赤ちゃんが生まれてからの「沐浴」「オムツ替え」などの指導も受けられます。また、両親学級では、パパがお腹に重りをつける「妊婦体験」ができるところも。多くが定員を設けており、かつ対象者を「初産婦とそのパートナー」に絞っていることもあるので、お住まいの自治体が公開しているスケジュールを確認し、早めに申し込みましょう。 (参考) 両親学級(港区サイト)

Q. 両親学級(母親学級・父親学級)に参加できない場合は、どうしたらいい?

Answer.

平日のほか、土曜日に開催している場合もあるので、自治体で公開しているスケジュールを確認してみましょう。 もし、自治体主催のものに参加できない場合は、病院や民間企業主催のものも検討してみてはいかがでしょう。 また、保健師や助産師による個別の面談を行っている自治体もありますので、特に不安な点があればそれらを利用してみるのもひとつの手です。 最近ではオンラインでもアップされています。 こちらも確認してみましょう。 母親&父親学級の最大の目的は、これから訪れる出産・育児にスムーズに入っていけるよう、妊娠・出産・育児の知識をつけること。 可能な限り参加するのが望ましいですが、厳しい場合は、本や雑誌などで調べたり、周りの出産経験者の体験談を聞いてみたりしながら、出産準備を進めましょう。 初めてママになる方へ「妊娠」「出産」の不安を解消しましょう 両親学級(入間市サイト)

Q. 両親学級(母親学級・父親学級)のどんな内容が役に立った?

Answer.

例えば自治体では、主に「栄養指導」「歯の衛生指導」「沐浴・オムツ替え指導」などがあり、栄養指導については「血圧が高めだったが、食事内容に気をつけることで、最後までトラブルなく過ごせてよかった」、歯の衛生指導では「歯周病が早産の原因になることがあるということを知り、歯のケアの大切さを実感した」、沐浴・おむつ替え指導では「まったく勝手がわからなかったので、出産前に知る機会があってよかった」など、参加してよかったという感想が多いようです。 妊娠から出産までの流れや妊娠中や出産後に受けられる支援制度についてや、準備するものなど、聞いて安心できる内容がほとんどだと思われます。 民間企業が主催の場合は、その企業ならではの知識や役立つ商品の紹介などがあるかもしれません。 病院主催のものは、妊娠から出産までの体調のことや、入院時に必要な物など、出産のイメージがわく内容のものも多そうです。 いろんな情報を確認して、参加してみましょう。

Q. 両親学級(母親学級・父親学級)に参加した人の声が知りたい

Answer.

「地域に友達がまったくいない状態での出産・子育てにとても不安でしたが、母親学級で気の合う友達が見つかり、出産後も家族ぐるみでつきあっています」 「いろんな年代のママたちに知り合えたのがよかったです」 「妻と共に両親学級に参加しましたが、お腹におもりをつける妊婦体験をできたのがよかったです。」 「親になる実感が沸いてきました!良かったと思っています。」 など、参加してよかったという感想が多いようです。 平日開催のことも多く、仕事の都合で参加しづらい方もいるかもしれませんが、初めての出産の場合は、何かと不安や疑問が多いもの。 せっかくの機会ですので、思い切って参加してみると、その後のマタニティ生活・子育て生活が有意義に過ごせるかもしれません。

Q. 両親学級(母親学級・父親学級)はどこへ申し込むの?

Answer.

自治体が主催の場合は、自治体のホームページや案内のちらしなど、募集要項にそって申し込みましょう。 自治体では主に、「健康推進課」や「健康福祉部 健康課」など、健康管理を担う課が担当していることが多く、そちらの窓口へ申し込むというケースがほとんどです。 しかし、自治体のホームページで募集されていても、運営を民間企業へ委託していることがあり、その場合は委託企業が申し込み先になっていることがあります。 電話でしか受け付けていなかったり、また逆に、電話は不可で、ホームページや往復はがきでしか受け付けていなかったりする場合もあります。それぞれ受付方法が異なりますので、募集要項を確認して申し込むようにしましょう。 詳しくは、お住まいの自治体に確認してみましょう。 病院や民間企業が主催の場合は、案内に沿って申し込みましょう。

Q. 両親学級(母親学級・父親学級)の費用はどれぐらい?

Answer.

自治体が主催の場合は、多くが無料で受けられます。 地域でのネットワーク作りにも役立つかもしれません。気軽に参加してみましょう。 病院主催の母親・父親学級は、全般的な知識のほか、出産から入院までの実際の流れを聞くことができたり、病棟見学ができたりするのが特徴です。 民間企業が主催の場合は、マタニティヨガなどバラエティ豊富なプログラムを用意しているものや、企業協賛のお土産付などお得なものも。 これらの場合は、内容にもよりますが、無料のものから、数千円するものまで様々です。 気になるものがあれば、主催先に気軽に問い合わせてみましょう。 また、最近では、両親学級の動画配信などもあります。 体調がすぐれないから外出したくないという場合や、夫婦で時間を合わせて参加するのが難しい…などという時には、活用てみましょう。 初めてママになる方へ「妊娠」「出産」の不安を解消しましょう