放っておく?頻発する「きょうだいのケンカ」
【対処法3】日頃から兄弟姉妹それぞれを尊重し、仲よくしていることを喜ぶ
兄弟姉妹それぞれのよいところを双方認識できるようにすると、ケンカの回数を減らせる効果があるようです。上の子のよいところ、下の子のよいところを、日頃から子どもたちの前で褒めてあげることで、子どもたちもお互いのよさを認め合うことができるようになります。自分が認められて満たされることで相手を敬うこともできるようになり、どちらが親に愛され認められているかを競争することがなくなるとか。仲よくしている時や、一緒に楽しそうに遊んでいる時間が増えてきたら、「ママはふたりが仲よく遊んでいるのを見ると嬉しくなるわ!」と喜びを伝えることで、さらにケンカの抑制力がアップするそうです。
きょうだいのケンカは、人との関わり方を学ぶ貴重な機会を与えてくれます。一方、兄弟姉妹が仲よくしていくためには、親の対処が少なからず影響を与えるようです。基本的には広い心で見守りながら、ケンカを通じて家族の信頼関係をより深めていけるとよいですね。